変化記号のシャープとフラット
ジャズミュージシャンが頻繁に使用する音楽用語に「シャープ(♯)とフラット(♭)」がある。これはある音の基準に半音(1オクターブを12等分したもの)の高低を変化させる場合に使用する。これらは変化記号と呼ばれ、鍵盤楽器(オルガンやピアノ)の白鍵だけの音階として存在するいわゆる高低1オクターブ「ド」~「ド」を7等分するメジャースケールを絶対音階として誕生した記号である。この絶対音階であるメジャースケールの中に含まれる音から開始された音階は、白鍵を基準として本来位置がどのように変化したかを示すものとして「シャープ(♯)とフラット(♭)」が用いられ楽譜に示される。更にこれが現在の作編曲セオリーの基本概念として発展し、多様な意味合いを持ち展開されている。
由来
西洋に由来する音階はアルファベットを使用して音に名づけを行なっていた。その中でもB音は使用場所によって、若干の高低の変化を持たせ、楽曲のイメージ表現に工夫を凝らせていた時代があった。そして、低く変更を加えたものを「丸みを持たせた音」、高くしたものを「角ばった音」として捉えられ、これらはやがて絵文字化され、前者を「♭」、後者は「♯」となって描かれるに至った。これが現在の音変化記号である♯と♭の由来である。
←半音上げる♯記号
半音下げるフラット記号
